2017年02月26日

愛しいトラウマ


こんにちは、草野です。

先日、息子をぎゅーっとしながら、ふと、まだ息子が3歳か4歳だった頃の出来事を思い出しました。

その日、私は息子に対して、怒っていました。
原因がなんだったかは、もう覚えていません。何か悪い事をしたのか、した後も謝らなかったのか、息子は一生懸命、何事もなかったかのように私に話しかけてきます。でも私は、仏頂面のまま。

息子はとうとう、顔をくしゃくしゃにして泣きながら、子ども特有のイントネーションで一言、


「いいこにするから、わらってくださいっ」


って。


……あ、だめだ。書きながら、もう泣けてきた。

なんかもう、そのあとは私も泣きながら息子に、ごめんね、って言って、ぎゅーした覚えがあります。

“怒る”と“叱る”は別物だと言いますけど、この時の息子のセリフほど身につまされたものはありませんね。
コミュニケーションはコト、モノも伝えますが、一番は思いを伝えるものだというのが私の持論。
“怒る”と喜怒哀楽の怒ばかりが伝わってしまいますが、感情に左右されず、愛情のままに“叱る”ときちんと子どもは受け入れてくれますね。

なにより愛情を持って“叱れ”ると、子どもに反発されても自分が“怒り”側に振れないのがいいです(ここ重要)。

今でも息子に、ちゃんと愛情は届いてるかな? 無理させてないかな? と心配になる時があります。

たかが笑顔。されども心から出る笑顔ほど尊く、大切なものはないなと教えられた一件でした。

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